暇人の日記保管庫

文字通りのアレです

読書感想文

『武将列伝(源平→戦国揺籃)』
大著なので途中まで(;´д`)
人物としては悪源太義平から秀吉まで
最近の人には『逆説の日本史』等の『井沢史観』のネタモトの1つとして知られているが、同じ部分(例えば楠木正成の項と逆説の日本史中世神風編の後半部)を読めば井沢元彦さんが以下に海音寺さんに影響を受けているか(逆に言うと海音寺さんの文章にない部分が井沢元彦さんオリジナルということ)というのがわかる
そういう読みでなくとも、各武将の基本的な情報は網羅されているので、妄想したり、歴史小説書きたい人には必読

長嶋有『本当の事しかいってない』
プルボン小林さんの活字もの書評集キター
小説からエッセイ、漫画まで縦横無尽に読んでいる(小説版げんしけんなんてのまで)
ブルボン小林さんとして出したアレヤコレノエッセンスが、そのままこういうの読む『おっさんおばさん』層向けにコーディネートされてる感じ
やっぱりドラえもんと筒井さんすっきやね(´∇`)

魔法科高校の劣等生九校戦』
再読
アニメの印象からどちらかと言えば否定的な読書になりがち
というかアニメ作中の動きがどうしてもナメプレイ的になる理由は原作にあるのが改めてはっきりしました
説明の長さが重すぎて本編に影響を与えすぎというか
実際作品として動いてる部分を抜き出してみると半分(というか一冊)で終わるものを引き延ばしてる
web小説の問題かしらと思ったけど、同じweb小説から書籍化したSAOはそんなに『説明が重い』とは感じなかったので、多分この作者さん特有の問題かと
(主人公が強すぎ問題についてはこちらで論じました
http://d.hatena.ne.jp/yonoco/mobile?date=20140512)


新装版 武将列伝 源平篇 (文春文庫)

新装版 武将列伝 源平篇 (文春文庫)

逆説の日本史6 中世神風編(小学館文庫): 鎌倉仏教と元寇の謎

逆説の日本史6 中世神風編(小学館文庫): 鎌倉仏教と元寇の謎

本当のことしかいってない

本当のことしかいってない

魔法科高校の劣等生〈3〉九校戦編(上) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈3〉九校戦編(上) (電撃文庫)