雑文
ユリイカ『特集サド』
もちろん、ジュスチーヌを三度虐め殺した方のサドの特集
橋本到さんのサドの短編小説について書いたのと、梶尾文武さんの日本におけるサドの受容が興味深し
中村稔さんも石川啄木のローマ字日記について書いてて、珍しく特集と微妙に合わせてます(;´д`)
『白樺たちの大正』
文字通り、白樺派とひとくくりにされた、文学集団を中心に、大正という時代の文化史について
主人公の志賀、武者小路両氏が、文学的にはともかく、とても付き合いたくない性格なのが(;´д`)
文章が客観的なのが、なおさら
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『プロット・アゲンスト・アメリカ』
もしもリンドバーグが大統領になったら、というシチュエーションだけではSFと勘違いしそうだが、そこで描かれるのは、アイデンティティが揺さぶられた家族(と周り)のお話
ひとつの家族の話が、現在にも通じる矢となる
- 作者: フィリップ・ロス,柴田元幸
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#udokuhon 虚淵玄の作品を語り合う会 ※未編集・進行形・誰でも編集 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/727391
『底の中
すべてのものが
そこにある
そういう中に
光もある』