主に映画感想文
『謎とき『ハックルベリー・フィンの冒険』』
ハックルベリー・フィンの冒険で『語られなかった』事件の深層にせまる
あまりにフロイトじみてるなとおもったら、終盤にフロイトが出てきた( ; ゜Д゜)
謎とき『ハックルベリー・フィンの冒険』: ある未解決殺人事件の深層 (新潮選書)
- 作者: 竹内康浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/01/23
- メディア: 単行本
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『アメリカン・スナイパー』
クリント・イーストウッド監督最新作は、粗筋や展開だけみると普通の戦争アクションにもとられかねない作品である
キチンとアクションのクライマックスもあるし、死亡フラグも回収される
しかし、実際観ると、熱さや哀しみの意味でアガル事がない
理由は意図的に音楽を極端に削っている事にある
とくに劇伴と呼ばれるものは、方々で語られてるモリコーネ以外は、恐ろしい位シンプルなピアノだけといってよい(硫黄島二部作の、哀しげなトランペットみたいな印象的なものすらない)
米軍お得意のマーチや、結婚式の音楽も目立たないように配置されてる
そして、劇中にながれるのは、銃弾の音、ヘリのプロペラ音、ドリルの音
そしてそれこそが、監督の言う『反戦映画として撮った』の正体だろう
追記:プラットリー・クーパーは『ああ、これがテキサスの人か』とわかる名演