暇人の日記保管庫

文字通りのアレです

進撃の巨人実写版をみて巨人になる人達をわたしは見た

(注:この文章は、ゆっくりの声で喋ってるという、設定です)
というわけで観てきたよ、樋口町山版進撃の巨人
面白くなかったよ



たしかはてブ(実写版「進撃の巨人」が割と最高だった話 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/855283)にも書いたけど、『進撃の巨人の実写化』としてはダメだと思う
『原作と別物ですよ』
と言い張るなら、石原さとみさんのまんまハンジとか、シキシマのリヴァイ要素とか(別人言い張るなら、パンフにリヴァイを想起させるとか書くなよ)、『イモ女』とか、ジャン柄みの描写とかなかった方が良かったよ



で、オリジナル要素はどうかというと、それもあんまりで、エレンの童貞要素とか、ミカサの設定全般とか、出発の時の泣かせ要素とかいらないよ
後これは町山さんが入れたセリフだろうけど、シキシマがニーチェっぽい事(本当露骨にニーチェなんよ)言い出した時のサブイボ感ね



でも、実は脚本はおもったより悪くないよ
樋口真嗣監督作特有の『当たりは強くて中折れ』(草剪くん版日本沈没とか、典型。のぼうが良かったのは、多分共同監督だったからだっていうのは、今回のシキシマ柄みの描写でわかっちゃいましたからねえ)を中和すべく、あの手この手で頑張ってたよ



長谷川博己さん(MOZU仕様)や、ピエール瀧さんの演技も良かったよ
演出がアレなのを、補正してるね



後壁壊すシーンとか、中盤の赤さん巨人とか、エレンゲリオンとか良かったよ
巨人描写に集中してる感じね



音楽も、必死で『進撃の巨人っぽさ』を表現しようとしてて、好感がもてたよ
セカオワはクソダサだったけどね(あの曲は、PVありきでしたなあ)



とりあえず、9月19日はアントマン観に行くよ