暇人の日記保管庫

文字通りのアレです

補足的な

前回の日記の追記について
857:10/27(木) 00:51 [sage]
>小学生時代の私の北杜夫耽溺はかなりのもので、小学校のとき、全国
>読書感想文コンクールで、佳作の下、くらいになったときの感想文が
北杜夫の『高みの見物』のものだった。そのときの講評に
>「文章も北杜夫調で、かなり作者に酔っています」
>と書かれたのが、非常にうれしかったのを記憶しているほどである。

ウィキペディアによると
>高みの見物 新潮社、1965

http://tc5810.fc2web.com/yomimonoka.htm#北 杜夫の3冊
>高みの見物は、昭和39年4月から10月にかけて、地方新聞4紙に連載された新聞小説です。
北杜夫が書いた最初の新聞小説で、彼自身は失敗作と認めている作品ですが、そんなに
>悪くない。ゴキブリを主人公にしてまわりの世界の様子を語らせる、と
いう設定は、
漱石の「吾輩は猫である」のパロディのようですが、北杜夫自身は、そんな事を考えて
>書いたわけではないと言っています。

元々は1964年の連載小説で、翌年に単行本化、だから唐沢が小学生の時に読んでいても
おかしくはないとは言えるんだけど、何だか「小学生のころはホント早熟な神童でした」を
アピールしたくてこんな話を書いてるのかと疑い
たくなってしまった。

ユーモア小説を読んで感化されたからって、ユーモア小説風の感想を書くものなのかというのも
さることながら、それが付き返されるとか顰蹙を買うではないというのも何だか。
こういう「美しい幸福」を経験していれば、唐沢はもっと学校が好きになってたんじゃないかと。

873:10/27(木) 11:19 [sage]
>>857
ずいぶんと丁寧な全国読書感想文コンクールだな。
普通、佳作の下ぐらいの感想文に寸評なんか付かないぞ。

876:10/27(木) 11:47 [sage]
>>873
ユーマンが言っていた「北芝健はウソは付かないが、話は盛る」っていうのは、唐沢にも若干当てはまる。
たぶん、唐沢は本当の事を言っている時も盛るんだと。だから、細かく検証すると全部ウソという話になる。

佳作の下に細かい選評が出るのなら、全国では無く、校内やクラス内の小さなコンテストで、指導
目的だっ
たからじゃないの?みんなの絵日記に先生が感想を付けるみたいな感じ。

そこで、コンテストの規模が小さいと言うと気恥ずかしいから、ちょっと盛ったんじゃないかな?選評が本当
にあったとしたら、全国の読書感想コンクールなんてそんなに無いし、調べれば判ると思うけど。