暇人の日記保管庫

文字通りのアレです

アトランダム

263:01/19(木) 22:48 [sage]
結局、唐沢って「雑学研究家」みたいな部分を売りにしたいわけ?
ガキ使では「雑学の神様」だったけどさ。

でも『雑学研究家』って言うと、知泉さんの事を思い浮かべるんだけど
知泉さんの方が何百倍も雑学を研究していると思うよ。
「間違っていても面白ければいい」なんて雑学じゃない。
ちょっと前に知泉さんはtwitterで雑学と蘊蓄の違いというのを書いていたけど
それ見て、ちゃんと理解してる人だと思ったよ。
唐沢みたいにワケの分からないことで煙にまこうとはしていない。

267:01/19(木) 23:41 [sage]
>>263
肩書きが多ければ多いほどいいんだろ。

>職業:サブカルチャー

な人だから。(もちろん、カルチャーやアカデミズムの肩書きも欲しいだろうが)




297:01/20(金) 23:51 [sage]
『東大オタク学講座』1997年9月26日版
http://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakusemi/No12.html
>唐沢 歴史をひもとくと、日本では大正一〇〜一五年にかけてもこういう
>変態セックスが流行っています。たとえば今回資料として持ってきたのはこれ、
>大正一五年頃の『ぐろてすく』という、日本で初めて大々的に売れた変態エロ雑誌。
>エロではあるんですけど猟奇性も全面に打ち出した構成になっていて、目次を見ると
>「世界残虐刑罰史」とか「支の泥棒市場」とか「近世詐欺捕物講」とか、犯罪系の
>企画がブームであったということがうかがえますね。この頃の時代は変態と猟奇の
>全盛期だったんですけれども、日本がだんだん戦争へと向かっていって、変態どころ
>じゃなくなってしまったんです。日本史上最大の抑圧時代ですね。その抑圧が一気に
>弾けたのが第二次大戦後なんですよ。カストリ雑誌というのが流行り出しまして、
>これはズバリ猟奇がテーマです。軍国主義の抑圧から解放されて、変なセックスへの
>欲求が吹き出したんですね。ちょっと後の方の時期ですけど、ここに昭和二八年発行の
>『風俗草子』という本がありますんで見てみましょうか。

× 大正一五年頃の『ぐろてすく』
○ 昭和四年の『グロテスク』
 (雑誌『グロテスク』(文藝市場社)は昭和三年十月創刊。唐沢が参照しているのは
 昭和三年三月號と思われる(編者注:あとで書き込みした本人も訂正してるが、昭和三年三月號→昭和四年三月號))

× 「世界残虐刑罰史」
○ 「世界惨虐刑罰史」

× 「支の泥棒市場」
○ 「支那の泥棒市場」

× 「近世詐欺捕物講」
○ 「近世詐術捕物考」

× 『風俗草子』
○ 『風俗草紙』


298:01/21(土) 00:30 [sage]
唐沢 「異性六態」ですね。このお爺さんは伊藤晴雨という、日本の責め縛り絵の
第一人者です。陵辱の構図とかいって、「これ、こうするのじゃ」なんて指導
してるんですが、いい表情でしょう、このお爺ちゃんがまた(笑)。

× 「異性六態」
○ 「陵辱の構圖」

唐沢が参照しているのは『風俗草紙』昭和28年12月号。
唐沢は“「異性六態」ですね”と言っているが、それは伊藤晴雨「陵辱の構圖」直前の
ページに掲載されている喜多玲子のイラスト。伊藤晴雨とは無関係だし、タイトルは
「異性六態」ではなく「犠牲六態」である。
ちなみに『風俗草紙』は『奇譚クラブ』などとは違い、性的マイノリティーを単なる
異常者扱いして好奇の目で取り上げているため、濡木痴夢男氏などから強く批判されている。

321:01/21(土) 23:22 [sage]
http://www.netcity.or.jp/otakuweekly/BW2.4/column1-1.html
> 上杉謙信に至っては、戦を心から愛し、これに百戦百勝することを祈願するため、
>一生不犯を毘沙門天に願掛けした。これなど、戦争を恋人にしたと言えるだろう。
>彼が男色家であったというのは後世の僻目である。
> 人間は、異性以外にも愛情を注ぐことができる精神作用の持ち主なのである。

わかってないねぇ。謙信は男色家だよ。
それはともかく、フェティシズムの話をしているのに、謙信は戦争に性的興奮を感じてた、
と持っていこうとしてるのか?
それはフェティシズムとは言わない。

> 先日亡くなった淀長さんは“映画が恋人”と公言して、九十年近い一生を独身で
>過ごした。・・・本当のところは映画以外にも恋人がいた、ということが公然の秘密
>になっているが、それが女性でなかったことは明らかである。

淀川長治は生前ゲイであることをカミングアウトしている。




317:01/21(土) 22:20 [sage]
唐沢俊一ホームページの日記のところで新しく始まった『観劇日記』と言うのを見て
もうこの人は面白そうなコンテンツは作れない人なんだなあと思ったよ。

もうあのサイトのコンテンツは
・訃報日記
・古い映画鑑賞日記
・観劇日記
の三本だけでしょ。

マジに過去に唐沢の読者だった人の興味からハズれたコンテンツばっかでしょ。
あれを見て「本にしたい」と思う編集者がいたら、そいつはクズ以下のバカ。
なんか残念な晩年だよな。

ってまだ53歳なので、本来は晩年じゃなく一番乗っている年齢だよね。

322:01/21(土) 23:26 [sage]
>>317
まあでも、過去の読者の興味に今の唐沢応えられないでしょ
トンデモ系は本流ネタに対してはむしろビリーバー寄りでつまらん
「トンデモの定義に救われた」的原稿しか書けなかったから、支持は
山本や皆神の原稿でとってたようなもんだし
オタクがらみは岡田とかいなきゃ何も書けなさそうだし
古本は処分しちゃったし雑学は駄目さ加減が露呈したむしろ急所だし
そもそも唐沢の雑学語りって、相方と組んで漫画なんかでごまかしてやっと
辛うじて読めるようになる代物だし

まあそういう意味じゃ専門変えは間違ってないけど
正直、副業としてしか商売にならなさそうだ、ジャンルとか能力的に




352:01/22(日) 22:09 [sage]
http://blog.livedoor.jp/minhir3151/archives/51169082.html

【本】唐沢俊一『トンデモ非常時デマ情報レスキュー』@コスミック出版4
出先に行く前に渋谷駅前の外貨ショップに寄ろうとしたら、平日以外は午前11時開店とのこと。
翌日使うので改めてという訳にも行かず、近くの本屋で暇つぶしをすることにした。
ふらふら歩いていたら、唐沢俊一氏の新著が並べられていた。「まだ告知されていなかったよなあ。」
と思い、出版日付を確認したら「平成24年2月1日」。先週末辺りに出たばかりであった。
昨年発生した東日本大震災とそれに伴う数多の災害に関して、特にネットを媒介として膨大な
陰謀論」が喧伝された(現在も進行中)ことは記憶に新しい。

この本では、そういうもののなかから、特に特徴的な事象を取り上げて、分析を行なっている。
長年「トンデモ」につきあってきた唐沢氏らしく、決して一方的にトンデモ言説を非難することは
しない。それがどうして発生し、人気を持つのか、丁寧に説明を行なっている。
「わが子を守らねば」という母の矜持が、様々な陰謀論疑似科学、民間療法の温床と化す過程の
考察は、生々しい。それが愛ゆえの行動であるだけに、恐らく止むことがなく、実に困ったことである。

「我が正義」の虜になった人にこれを読ませても、改心することはあるまい。
原発は怖いけれども、反対派の人たちはどこか常軌を逸しているようにも感じられる。」と
いう人こそ読んで欲しい。


決してやっつけ仕事ではないと思うのだが、章によって文体が不統一で、唐沢氏の本にしては
若干読み難い。残念。

353:01/22(日) 22:33 [sage]
>決してやっつけ仕事ではないと思うのだが

唐沢の仕事でやっつけではないものってあるのか?

354:01/22(日) 23:10 [sage]
案の定、専門家の間でも論議が続いている放射能の問題で
原発派をトンデモ扱いしてるんだな。
チェルノブイリ近郊では保障の対象外とされた住民の間から
先天的な障害を持った子供が産まれ続けているんだが。

358:01/23(月) 00:42 [sage]
>>353
少なくとも、伊藤氏やOLD PINK氏を追い詰めるための
「作業」は、やっつけ仕事ではなかった。
唐沢先生周辺に閉鎖的な人間関係を作り、その中で両名が
不適切な人物であるという世論を形成し、巧妙に追い詰め、
ライターとして使い物にならなくするという工作は、九割方
うまく行っていた。
実に計画的かつ効果的で、少なくともやっつけ仕事という
批判は誰にもできない。

仕事と言えるかどうかという疑問と、「訴訟→実質敗訴」という
計算違い、ライターとして使い物にならなくなったのは唐沢先生の
方だったという意外な結果など、議論の余地は多々あるが。