暇人の日記保管庫

文字通りのアレです

いろいろ補足

775:09/26(月) 19:36 [sage]
foobar さんの米欄での指摘
>「酒の種類そのものではなく、飲み方で軽蔑される」なんてことが
>本当にあったのかという疑問は残ります。


『裏亭mixi雑文集』P.18〜P.19、「ホメオティーニ」
> ジンのストレート飲みが底辺階級労働者の飲み方として軽蔑せられ、
>カクテルこそ上流人士の飲み物、とされていた時代、それでも強い酒
>が飲みたいんだよう、という飲ん兵衛たちが、ベルモット含有が少な
>いマティーニが通のマティーニ、という理屈をひねくりだし、さまざ
>まに理由をこじつけてジンのストレートを飲んでいた

ウィキペディア「ジン_(蒸留酒)」の項目
>また、19世紀以前のジンは、「労働者の酒」というイメージがあり、
>貴族の飲む酒ではないとされ、婿の出費会計書に「ジン」の名が入っ
>ていたことを知った親が婚約を解消したという逸話があるほどである
>が、20世紀にはカクテルベースとして一般になり、名門貴族の出であ
>るウィンストン・チャーチルなどは、ほとんどストレートのジンに近
>いマティーニを愛飲していたという。

唐沢は、たぶんWikipediaのこのエピソードに幻惑されたのかもしれない。
このエピソードに類似した話は、瞥見した限りだが、日本語のほかのサイ
トでは見付けられなかった。

いずれにせよ言えるのは、「ジンは当時のイングランド政府の施策により、
安い酒として出回ったため、安酒、労働者階級の酒となった」という話。
「ストレート飲みは軽蔑された」という話は見つけられなかった。



前の日記参照
895:09/29(木) 01:33 [sage]
844 名前:無名草子さん 投稿日:2008/10/03(金) 09:20:13
2008年10月3日:テレビ朝日系『スーパーモーニング
口裂け女の都市伝説に迫るより
東京文化研究所 唐沢俊一
個人主義になり、人助けよりも自分になり、町内、家族よりという
>繋がりよりも自分という個の時代になってきて、そしてそれは表面
>的に情報も増えたし娯楽も増えたし華やかな時代になっていったが、
>一人一人が寂しくなっていった時代、人と人とのつながりがない。
>(口裂け女は)自分たちの孤独な80年代の人間たちの心象をそのま
>ま具象化した形にしたって感じで。
>怖いという話はみんなが一斉に恐怖、怪談話を聞いてうわーってい
>うもの凄い連帯感が生まれるじゃないですか。その連帯感を味わい
>たくて情報交換をしたりって、お互いの「一人じゃないんだよ」っ
>て確認をしていたんですよ。

こいつバカでしょ。
日本に古来からある怪談話も同じ経緯で発生しているので「口裂け女」が特に
現代の闇を反映したものじゃないだろ。
口裂け女の特徴は短期間に日本中に広まったという情報の伝達部分で
怪談話としての構造は、古い古い、赤マント、トイレの花子さんと同じ。

しかも番組内で散々「1978年に広まり、1979年に一般的になった」
岐阜県で1975年頃から言われていたと語られた後に出たコメントで
>孤独な80年代の人間たちの心象をそのまま具象化した形
とか、間抜けな話になっているw
やはりこの人、80年代が5年ほどズレている。

896:09/29(木) 01:35 [sage]
860 名前:無名草子さん 投稿日:2008/10/03(金) 15:30:44
>>844
これリアルタイムで聞いていたけど唐沢のトンチンカンぶりには唖然とした。
それの前にコメントしていた伊集院と比べたら雲泥の差

伊集院は
>都市伝説の作られ方として、伝承される過程で話の分かりにくい所を
>勝手に補完して面白くして完成させていく。
>伊集院の記憶の中では口裂け女はそんなに足が速くなかったが、逃げ
>られないって話の方が怖いんじゃないかって、誰かが人に言う時に話の方が怖いんじゃないかって、誰かが人に言う時に話
>を加え改良していく内に、完成度があがりながら広がっていくんじゃ
>ないか。
という話をしていた。

が番組ではこの伊集院の話の後になぜか
「しかし専門家は指摘する。口裂け女などの都市伝説が広まる背景には
 時代の抱えた闇が映し出されると…」とナレーションがあり
そこで唐沢の>>844のコメントが登場する。

なんだそりゃ

897:09/29(木) 01:39 [sage]
2008年09月09日(火曜日)

タクシーでオノと下北沢、開かずの踏み切りで少し待ち、
ギリギリの時間に到着したらもうスパモニのクルー、

テーマは“口裂け女生誕(?)30周年”。
劇場を片づけてもらって、そこの客席でインタビュー受ける。
しかし、口裂け女の出てくる芝居に関わっているときに
私にそういうインタビューが来るとは。
1979年という時代のアイテムいろいろと、
都市伝説発生の過程との関係を話す。
最初は本式に話す前の雑談と思っていたら、
「お話が面白いのでそのままカメラ回しちゃいました」
と。途中でメイクした菊ちゃんが登場。
小木アナを襲わせる。

1時間くらい話したか。
ネタがネタであることもあるが、よくまあしゃべる男だ、と
自分で呆れる。

↑これがインタビューを受けた時の日記

そして放送されたのは>>895にある文字起こしが全文。
その時間、わずか10秒程度。



確かに共通項
168:10/03(月) 09:39 [sage]
唐沢や岡田が、作品の作り手より、買い手の側を高く位置づけて評価する、
という話で検証blogの※欄が盛り上がってたけど、唐沢たちと馬香荒らし
の言い分って矛盾してるな、と一瞬思ったが、よく考えると、どちらも、
「常に自分の所属する側が有利になるようにしか発言しない」という発想
なんだと気付いた。すると、矛盾しないどころか、同根なんだと分かって
面白かった。

唐沢や岡田、バーバラって、脳内の仮想敵と常に戦って、「俺ら大勝利!」
「アイツら大敗北!」って言い続けないと死んじゃう病気なのかね。よく
分かんないけど。