とあるスレの岡田さん評価
橋本治★3
303:11/27(火) 01:29
岡田斗司夫はなんとなくよく目につくけど、
橋本治って今なにしてんのか全くわかんなくない?
まーとにかく売れてるって話聞いてちょっと安心したけど、
評論の世界では無視されてる感じするよね。
評論のほうは代表作っていうと蓮と刀じゃないの??
三島由紀夫のやつってそんなすごいの?
ぼくらの〜シリーズ以降全然読んでないから全然わかんないな。
小説でも評論でもいいからなんかおすすめってある?
304:11/27(火) 04:03
>>303
>岡田斗司夫はなんとなくよく目につくけど、
俺個人は、岡田とやらは名前はぼんやり知っているが、
彼が何をしているのかは、今も昔も知らないし目につかない。
唯一視界に入ったのは、ダイエット本がベストセラーになって、
一般誌に出ていた時期だけ。
まあ、皮肉や蔑みでなく、リテラルな意味で住む世界が違うんだろうな。
個人的におすすめの評論は、「江戸にフランス革命を」
「美男へのレッスン」「虹のオルゴール」「絶滅女類図鑑」
「完本チャンバラ時代劇講座」あたり。
「嘘つき映画館〜」「ロバート本」「デビット100コラム」あたりは、
個人的には非常に読みやすく面白いが読み手を選ぶかと。
ある程度ネタ元の知識がないとさっぱりわからんかも。
一冊だけなら「とうに涅槃をすぎて」が、
橋本治ヴァラエティワンマンショウでおすすめだが、
とっくに廃刊になっているし、時事ネタが古すぎて、
当時を知らない人にはこれまたチンプンカンプンだろう。
306:11/27(火) 09:18
おー いっぱいオススメしてくれてありがとう!
橋本治は評論の方が面白いって言ったから全部評論教えてくれたの?
それともあなたも橋本治はやっぱ評論って思ってるのかな?
確か美男へのレッスンと絶滅女〜は読んだ覚えがある。
絶滅〜は内容覚えてないけど、美男への〜は面白かったね。
(中略)
三島由紀夫のやつってなんか賞とったみたいだけど、いまいちなの?
やっぱり橋本治って言うと蓮と刀とかが代表作になるのかな?
307:11/27(火) 09:56 [sage]
>>306
三島のやつは数ある三島論のなかでも出色で読んで損のないもの
ただ、橋本治色が薄くて普通の評論家が橋本治っぽく書いたようにも見えるので
橋本ファンが勧めるものというより橋本ファンじゃない人が橋本の代表作としてあげる
という、まるで橋本治本人のような微妙な位置にある
309:11/27(火) 16:29
三島のは、三島、新潮社ハードカバー、小林秀雄賞と高級感に溢れているから、
朝日岩波文化人にも受け入れられたのかな?
あれも橋本らしいし面白いが、本質や全体像ではないがね。
そもそも新潮が出した三島何周年みたいなムックにいろんな作家や文化人が寄稿して、
その中で橋本のが面白かった(ついでに長かった)から、
加筆して書籍化したんだよね。
橋本はとうの昔にサブカル決別宣言をしているし、
岡田某と同じ視界にいないのも当然だがね。
とは言え、普通の文芸評論家や純文学作家とも違う。
やはりまだまだ独自路線だ。
311:11/27(火) 21:26
>>309 岡田斗司夫よっぽど嫌いなんだねw ごめんよ。
たまたま橋本治を思い出したきっかけが岡田ってだけで、
橋本治のほうがスゴイって書いたんだけど、足りなかったかなぁ。
岡田斗司夫はマンガをレビューする番組に出てたし、
たぶん橋本治を昔から読んでるんじゃないかな?ちょっと似てる感じが
あるんだよね。だから結構好きなの。って言うとまた怒られそうだけどw
橋本治ってサブカル決別してたんだね。知らなかったなぁ。
でも、漫画評論の本出してたよね? なんて本だったか忘れたけど。
そんで、永井豪のレビュー書いてて、「そうそう!その通り!」って
すごく共感した覚えがある。また漫画のレビュー読みたいけどなぁ。
映画もレビューしてないのかな?だとしたら残念。
313:11/29(木) 01:53
>>311
>>>309 岡田斗司夫よっぽど嫌いなんだねw ごめんよ。
309だが、別に謝ることないよ。
岡田のことは好きでも嫌いでもなく関心がないだけ。
そもそもアニメ、漫画、ゲームに興味がないので、関心や好悪の持ちようもない。
>岡田斗司夫はマンガをレビューする番組に出てたし、
橋本はフジテレビのキャンペーンCMに出演していたし、
当時の栗本慎一郎みたいなテレビ文化人になることもできただろうけど、
本人が意識的に回避したように思える。
そのCMの頃、林真理子と「とうに涅槃を過ぎて」で対談。
そこで、「(若者の知的レベルやマスコミの流行)はどうでもいい。
自分はこれから地道にインテリやってくから」とか答えていたな。
当時は気の利いた冗談かと思ったが、
今思えばそれをマジに実践していくことになるんだな。
どの本か忘れたが、書店の漫画売り場だかに紛れ込んで、
そこにいるオタク風の汗臭いアンちゃんの群れにゾッとして、
漫画やサブカルと縁が切れたみたいなことを書いていたな。
自分が漫画が好きだったころは、そういうノリがなかったのにとかなんとか。
そのあとだけど、映画にも飽きたみたいなことも書いていたな。
漫画といえば、糸井重里は大の漫画好きで、
どんなつまらない漫画でも最後まで読めたらしいが、
最近、ついに途中で投げ出すことがあったんだと。
で、人間、変わるものだなと、サイトに書いていたな。
余談だが、自分は小学校時代は漫画が読むのも描くのも大好きだったが、
中学から飽きてきて、高校で読むのもしんどくなった。
糸井氏に似たことが早いうちに起ったのかな。
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